日曜日は大阪でインプラントのセミナーを受講してきました。
今回はとても大事なインプラントの基礎を学ぶコースでした。
安心、安全にインプラントが埋入できるためのポイントをあらためて学ぶことができ、とても勉強になりました。
治療の内容もどれも大切なものばかりでしたが、その中で、インプラントは一生持つものではないけれど、どれくらい持つか科学的に説明することが大切だとも言われていました。
①インプラントの10年の生存率は95%。
②神経が失活している(死んでいる)歯のブリッジ(隣の歯を削って繋ぎ合わせる方法)の10年生存率は50%。
③神経が生きている歯のブリッジの10年の生存率は94%。
今までは歯を削ると寿命が短くなるのでと説明してインプラントの治療をお勧めしていましたが、神経が生きている歯では成功率がほぼ同じということを聞いて驚きでした。
科学的根拠に基づいてのご説明が大切だということをあらためて感じました。
これからのインプラント治療に活かせるとても有意義なセミナーで、明日からの診療に早速生かしたいと思います。