“人生の最期までお口から食事をしてもらいたい” こが歯科医院の治療への想いの1つです。
施設に入所している、自宅で寝たきりの状態になっているご家族のお口の中を見たことがありますか?
お口のケアは行き届いていますか?
食事の量が減ったりしていませんか?
むせることが多くなっていませんか?
これらの症状にはいろいろな原因があります。合わない義歯が入っていたり、嚥下機能(飲み込む機能)が低下しているのに食事形態があっていなかったり、ケアが行き届いていなかったり、歯科医師にしか分からないことがあります。
これらの問題を解決するのが訪問診療を行う目的だと考えています。主な治療としては虫歯の治療、口腔ケア、義歯の作成や調整、嚥下指導などになります。治療やケアを行うことにより、
①誤嚥性肺炎の予防
②認知症の予防
③口腔機能低下の予防
④食事形態の改善
⑤コミュニケーション機能の回復
などが期待でき、通院ができなくても、お口の機能の改善をすることができます。
古賀歯科医院では以前からも訪問診療を行ってきましたが、病院を新しくすることになり歯科医師が常勤で3名になり、依頼があればいつでも訪問できるような体制を作りたいと思います。今までは依頼をしても訪問まで時間がかかっていたり、間隔が空いていたりしていましたが、施設、ご自宅、病院にいつでも訪問することができ、かつ素早く対応できるようにしていく予定です。
人生の最期までお口から食事をしてもらいたいのが当院の願いです。そのサポートを訪問診療で行っていきます。